それぞれが必要な勉強をする

学校別バインダーに取り組んでから、子どもたち自身の問題意識が一段深まりました。

自分のグラフを見て、ここを何とかしよう、という気持ちが前に出てくる。そうなると、問題にも集中する。他の子の出来はもう気にならない。自分がやっている問題と他の子がやっている問題が元々違うから、あまり意識を他に散らす必要がない。

逆に自分の勉強に集中できる、というのがメリットです。で、この方法は5年生からでも使えるのではないか。

本来、理解度はそれぞれの子が違います。すぐわかって問題演習に進める子もいれば、もう少し教わらないとわからない、という子もいるでしょう。

それが同じペースで進むのが集団授業で、逆にいえばそこに切り捨てが出てくるところがある。後は自分で、何とかしなさい・・・。

ところがWEB学習システムを使うと、本当はみんなが同じことをする必要はない、のです。

それぞれの理解が十分であれば、良いので、そこまでどのくらいの時間をかけるか、だけの話である。さらに言えば、時間割も自由にできる。

木曜日はサッカーの練習があって、塾と重なる。だからサッカーをあきらめる、という流れは割と多いのですが、自分の時間割を自由に決められたら、別にやめる必要はないはず。

次年度、センター北のシステムはさらに発展して、自由度を増すとともに、本人の課題を優先的に解決できるようにしていきたいと思っています。

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短期間でも伸びる理由

この時期、たくさんのことを覚えていきます。

そうなると、ひとつの知識がいろいろ広がってくる。この前までわからなかったことがわかったり、気が付かなかったことを気が付いたりする。

良くあるのは、地理と歴史の知識が結びつく。

例えば、安土桃山時代の桃山はどこだったのか?

安土は安土城だとすれば、桃山は当然秀吉の居城。じゃあ、大阪城? いえ、桃山は伏見です。

伏見ってどこ? ああ、あの伏見稲荷? 京都の南側だ。

というようなことがどんどんつながってくる。

広島の宮島、厳島神社を作ったのは平清盛。最初、日本三景で覚えていたことが、今度は歴史でつながってくる。

というようなことはたくさん起こってきて、そうなるといろいろな知識をしっかり覚えられてくるようになる。

そういう意味で、今はいろいろなことを知っている時期です。それがずっと続くわけではないが、入試までの間、しっかり勉強を続けていくことで、さらに理解が深まっていきますから、がんばっていきましょう。


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