この時期、たくさんのことを覚えていきます。
そうなると、ひとつの知識がいろいろ広がってくる。この前までわからなかったことがわかったり、気が付かなかったことを気が付いたりする。
良くあるのは、地理と歴史の知識が結びつく。
例えば、安土桃山時代の桃山はどこだったのか?
安土は安土城だとすれば、桃山は当然秀吉の居城。じゃあ、大阪城? いえ、桃山は伏見です。
伏見ってどこ? ああ、あの伏見稲荷? 京都の南側だ。
というようなことがどんどんつながってくる。
広島の宮島、厳島神社を作ったのは平清盛。最初、日本三景で覚えていたことが、今度は歴史でつながってくる。
というようなことはたくさん起こってきて、そうなるといろいろな知識をしっかり覚えられてくるようになる。
そういう意味で、今はいろいろなことを知っている時期です。それがずっと続くわけではないが、入試までの間、しっかり勉強を続けていくことで、さらに理解が深まっていきますから、がんばっていきましょう。
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