基礎に徹する

5年生は割合から速さ、そして比という風にどんどん難しくなっていきます。

しかもそのペースが速い。だから積み残しがどんどん増えていっているのではないでしょうか。

組み分けに向けていろいろやらないと、と思いがちですが、本当は組み分けに向けて準備をする必要はない。本当にカリキュラムが理解できているかをチェックすることができればいいのです。

ところがクラス落ちが恐いから、というので、社会で点数を稼ごうとしたりする。それはどうも本末転倒でしょう。(だからフリーダムに月例テストはあっても組み分けテストはない、わけです。)

それよりはしっかりと基礎をまず学ぶようにしてください。難しい問題に慌てて進むよりも、じっくりと基本的な内容を理解する。

どうもそういうところがいい加減になっていくあまり、成績が伸び悩む子が増えているように思えるのです。

カリキュラムの進行に合わせる必要はありません。

それよりも、本当にわかっているか、どうかを大事にする。だめであれば、同じところをやり直してもいいかもしれない。そういうやり方が実際にできるクラスを来年からスタートさせます。4年生で今ちょっと困っているな、と思われるのであれば、まずは基礎に徹してください。

まだまだ慌てる時期ではありませんが、何がわかっているか、を明確にしながら進んで欲しいと思います。

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同じ過去問を繰り返す意味

この時期、第一志望や第二志望の学校の過去問はもう2回目、あるいは3回目に入っているかもしれません。

過去問は1回やればいいのでは?という考えもあるかもしれませんが、少なくとも2回はやった方が良いと思います。同じ問題をやれば、確かに答えを覚えている場合もあるかもしれませんが、それでもいいのです。

1回目にやるときは、出題傾向を知るという意味でじっくり時間をかけます。試験時間にこだわらず、最後まできっちりやりきらなければいけません。それでないと全ての問題を研究したことにはならないからです。

で、それを10年分やってしまったら、2回目に入るわけですが、今度はそれで合格点を取る練習をするのです。本来、1回研究をしているわけだから、ある程度点数がとれて当たり前でしょう。で、そのことで自信が培われるし、研究してきたことの復習にもなるのです。

3回目をやる時間的余裕はないかもしれませんが、時間があれば3回目をやっても勉強としてはプラスになるでしょう。このときはもう満点がとれるかもしれません。でも、志望校の入試で満点がとれる、というのは精神的にプラスになります。同じ問題は出ない、と言われますが、しかし、やはり入試傾向があるので、似たような問題はやはり出題されていることが多い。

なので、できる限り過去問は繰り返し練習しましょう。


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