達成率100%を目指して

これはある生徒の理科の演習結果です。

基本チェック問題は、その回期の基本的な内容を確認する問題。
確認練習問題は、発展的な内容になります。

この子の場合、基本チェック問題は2回目で100%になっている。
確認練習問題は1回目が多分、入力ミス。
2回目が最初で、しかしこの段階では今一つ、よくわかっていない。
で3回目に100%になっています。

これを100%にまずすることが大事。間違えたところを直して理解するところまでで完了です。もちろん、その後忘れたりするだろうが、それでも少しずつ進んでいく。このようなデータが毎回残っていくわけで、子どもたちの勉強の状況がわかるようになっています。

自分でやった問題を自分で入力して答え合わせをすることが、勉強になるので、やはり本人に答えを入れてもらう方が学習効果が出てきます。100%になると「やったあ!」という声があがりますから。

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すぐに始めない

過去問をやったり、模擬試験の問題を解いている子どもたちの様子を見ていると・・・。

例えば算数なんか、もう1番の最初の計算からガリガリ始めていることが圧倒的に多いものです。

しかし、本当はまず最初に全体を見回すのが大事。

何番まで出ているのか、最後はどこなのか。

ときどき、解答用紙に問題がでていることがあったり、あるいは冊子をめくってみると、もう一問あった、なんてことはよくある話です。

例えば試験時間が50分であったとして8問出ていればだいたい1問には6分使えることになる。そして、半分の通過時間はだいたい25分。そして問題を見ながら、しるしをつけていきます。

これはできそうだ。これはやれる。取れる問題から先に取る、ということが大事です。さすがにこれまで勉強していると、自分の得意、不得意はわかるから、少し見ただけで解きやすいか、どうかはまあわかるようになっています。

だから、計算はもう少し後がいい。特に入試本番は、緊張しているし、すこし余裕がない。だから計算間違いをしやすいのです。

1行問題で、すぐわかるような問題を1題、2題解いてみて、それから計算をやればいい。そんな作戦を最初に考えていくと良いのです。

作戦を立てて、ミスがないように解き上げる。この問題は、見ただけで、ちょっと面倒だ。だったら、最後に回そうとか。まあ、そういうプランを簡単に頭の中で描いてから、スタートするように練習してください。

これは、入試だけやろうと思ってもなかなかうまくいかない。子どもたちは、やはり1番の計算からガリガリやり始めてしまうことが多いのです。模擬試験や過去問をやりながら、この「作戦をたてる」練習をしてみると、ミスが減り、自分ができる問題を確実に得点できる力が上がっていきます。

ぜひ、実践練習をしてください。

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