グラフを自在に使えるように練習する。

最近の算数の問題で、グラフや表の問題が良く出題されるようになりました。

ただグラフを読み取ればいいだけ、と思われる問題も少なくないので、「なぜ?」と思うこともしばしば。しかし実際にはできていないことが多いのだそうです。

最近は資料を読み取って、自分の考えをまとめたり、アイデアを考える、というようないわゆる思考型の問題が注目されています。これは大学入試でもこれから増えていくだろうと考えられている。例えばある資料を読んで、そこからテーマを考えて論文を書け、みたいな問題は出題されうるのです。

ところが肝心のグラフが読めていない。

このグラフが意味していることは何なのか、わからない。

だから、中学の先生たちは問題にしているのです。各校の入試問題はときどき、こういう傾向が出てくる。つまり、入学してくる生徒ができない、と思われることを問題にして、早くからできるようにしていきたい、と思うからです。

作業する力も今一つというところではあるのですが、先走って知識や難しいことをやろうとして、基本的な学習能力が足りてない、みたいなことが起こっているように思います。

先を急ぐよりも、まず読み書きを含め、しっかり自分で考えられる素養が身についていることの方に目を向けた方が良いように思えます。

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国語の読解に手を抜かない

この時期になってくると、覚えることもたくさんあるし、過去問もやらないといけない。しかし、国語の過去問は1回やってあるし、2回目はもう読んだ文章だから・・・、というので、つい省略してしまうことがあるものです。

しかし、最近の入試問題は決して小学生用の文章を使っているわけではない。むしろ高校受験の問題と大差がない。したがって語彙も難しいし、常に読む練習、考える練習、自分の答えを表す練習をしていかないといけないのです。

なので必ず1週間に何回か、ペースを決めて練習してください。できれば最低週2回。できれば3回はやりたい。

過去問が終わってしまっているのであれば、他の学校の問題で出題傾向が似ている問題でもいいでしょう。だいたいは物語文と説明文に集約されてくるわけだから、それを練習すればいい。そしてしっかり答え合わせをする。答えを間違えたら、どうして間違えたのかを考える。特に選択肢では何が本文の内容と違うのかをしっかり、見極めてください。

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