倍率を気にしない

東京、神奈川の中学入試の倍率というのは概ね3倍前後です。

競争率が3倍よりも増えれば、やはりその入試は難しくなる、というのが一般的な考え方でしょう。その学校がこれまでやってきたことがプラスに作用して、受験生が集まれば当然、入試は難しくなる、わけです。

しかしながら、じゃあ、3倍を切ったらやさしいのか、と言われると、実はそうでもない。

特に上位校の場合、3倍切る学校もあるでしょうが、すでに出願の段階でちょっと難しいかな、と思う受験生が出願していない、場合があるのです。

その場合、逆に出願している生徒というのは、ある程度イケる、という気持ちがあって受験しているわけですから、本当に僅差の勝負になっている。

したがって3倍を切ったからといってやさしくなった、というわけではありません。これから倍率情報が発表されてくると思いますが、上がろうと、下がろうとあまり気にしないことです。

やはり一応、これまでの模擬試験の偏差値データ通りだと思った方が良いでしょう。


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それぞれ伸びる時期が違う

小学生の場合、やはり成長のペースの個人差があります。同じ5年生でも、小さい子がいるし、大きい子がいる。

体力のある子もいれば、そうでない子もいるわけで、やはり子どもの成長のペースに合わせて受験準備を進めていった方が良いのです。ここのところ6年生はさすがに良く勉強しているし、それなりにしっかり手応えをつかんでいる子もいるでしょう。5年生でも、ようやく勉強するペースをつかめた子もいるでしょう。しかし、うまくいかない場合もある。

そのとき、同じカリキュラムで進む、ということになると、やはり落ちこぼれてしまうところがあるのです。本当は、ちょっとペースダウンして、ちゃんとわかってから次に行けば良いのだが、カリキュラムが次に進むので、どうしても積み残してしまうことになるのです。

そこはなかなか集団授業では解決しない部分です。先生に先に進むのを待って、とは言えない。しかし、個別にやっていく限り、本当にわかってから次に行けばいいし、ちょっとわかってきた、となれば進むスピードを上げればいい。最終的には入試に間に合えば良いので、それぞれの伸びる時期に合わせた指導をスタディルームで実現していきたいと思います。


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