出願準備3

願書の欄には、緊急連絡先を記入する場合があります。

願書類の不備等、学校から連絡をする場合、自宅の次にどこにかければよいか?ということですので、田舎のおじいちゃんはやめてください。保護者の勤務先、携帯等が適しているでしょう。

調査書が必要な学校では、小学校の先生に依頼しなければなりません。
早めにお話をしておきましょう。出願の締め切りから考えて、いつまでに書類を受け取りたいかの希望もしっかりお話してください。

一通り書類が出来上がったら、リストとともに確認をします。
すべての学校の出願書類をリストにしておいて、確認するといいでしょう。学校の先生に伺うと、案外、記入漏れや出願書類が不足する場合があるそうですから、十分に注意してください。

その上で、次はスケジューリングです。

東京、神奈川では2月1日から2月4日まで、いろいろな作業が同時に進行します。
子どもを試験会場につれていかなければいけない。その間に発表を見て、書類を受け取り、次に手続き。また迎えに行って、とお母さんひとりではなかなかこなせない分量です。家族と相談して、しっかりスケジューリングしてください。

出願に関していえば、受験番号を気にされる方がいます。早ければ熱心などという話がまことしやかに言われますが、まったく関係ありません。午後面接がある場合、受験番号が早い方が早く終わるということはありますが、午後入試を受けるために早い番号を取るというのは危険性があります。午前試験、午後面接、その後試験というのはかなりしんどいスケジュールですから午後入試については面接のない試験と組み合わせた方が無難でしょう。

最後に、できあがった書類は必ずコピーをとり、手元に残しておきましょう。特に出願理由について、面接の話題になりやすいことですから、子どもと情報の共有は必要です。


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集団授業と個別指導

これまで中学受験準備は集団授業が中心で、個別指導というのはそのフォローという色彩が強いものでした。

まずは集団授業で勉強して、家で復習する。それでもよくわからない場合は、個別指導でフォローをする、という流れ。だから個別指導だけで中学受験をするというのは今まであまりなかったように思うのです。

しかし、ここで問題になるのが「家で復習する」という作業。当然、自分で勉強しなければならないわけですが、家庭学習の習慣がついていないと、ここがなかなか厳しくなる。

宿題も課せられているのだろうが、しかし、やっていない。やらなければ注意を受けることになるのだけれど、だからといってやらない。お父さん、お母さんも仕事で忙しいから、一緒に勉強するという時間がなかなかとれない。本人任せになると、どうしても本人は自分のやりたい方に動いてしまうので、それで家庭内でバトルが勃発してしまうことになるわけです。

これを解決するためには、やはり横で誰かが見ていないといけない、のです。

だとすれば、ここで発想を変えないといけない。集団授業、家庭学習という流れよりは、すべて個別指導、という流れの方がわかりやすい。とにかく塾に来る。そしてすべて必要な勉強は塾でやる。家に帰ればもう、特に勉強しなくても良い、という風にすれば、少なくとも勉強の習慣はつく。

毎日塾に行くのも、集団授業だと事情は変わらない。なぜなら、自分なりに進められないからです。よくわからないからといって集団授業を止めるわけにはいかない。しかし、個別指導なら自分で勉強するという感覚がつきやすくなる。

やがて自分で勉強ができるようになれば、最後の追い込みは当然、家でも勉強すればいいのです。ただ、それまでの間、できないことを何とかやらせようとして、子どもも親もしんどい思いをするのだとすれば、これは子どもの成長にあまりプラスにはならない。

というようなことを踏まえて、今回スタディールームのシステムを考えました。

現状集団授業であまりうまくいっていない、と感じられるなら、ぜひご検討ください。
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