本人の出来と実際の出来

6年生の後半になってくると、本人が感じているテストの出来と実際の出来の差は、あまり大きくなくなってきます。

これが受験直前でも大きくかけ離れるようだとやはりなかなか力がついていない、ということになるのですが、5年生の場合、当然のことながら大きく差があることが多いようです。

試験が終わると「できた」という子が比較的多いのですが、実際の出来はなかなか悲惨。

これはなぜそうなるのか、といえば、まだミスが多いからです。

本人は自分で解いて答えが出れば、当然のことながらこれは合っていると思いがちです。むしろそう思うのが当たり前ですが、しかし、問題文を読み違えていたり、いろいろミスがあって本人の見積もりのようにはいかない。

しかし、ミスが少なくなれば自分が答えを出したものは概ね正解になるので、本人の読みと実際の点数がかみ合うわけです。

だから、「できた」という言葉をあまり信じる必要はないが、がっかりする必要もない。

まあ、そんなもん、なのです。


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