やり直しの限界

新学年になって、塾の回数も増え、また宿題も増えたかもしれません。

一方で、できなかった問題も増えてくるから、当然、そのやり直しをするわけですが、そろそろ難しくなると一回でやり直しが終わらない場合があるでしょう。

じゃあ、もう一回というのでしばらくしてからやると、またできない。 「この前、やったばかりでしょ?」と言いたいその言葉をこらえて、もう一回復習させるわけですが、その後、またできなかったりする。

もう我慢の限界?

いやいや、そんなにあせる必要はありません。例えば1回でできたとしましょうか。では1週間後にできるか、と言えばできるかもしれないし、できないかもしれない。

でもそんなのを確認していたら、途方もなく時間がかかると思いませんか?

だから、いったんやり直したら、本当はそれで終わっても良いのです。やり直すとしても3回が限界。本当は2回でもいいと思います。

でもその問題はいつできるようになるのか?

入試までに何回か似たような問題をやり直すことになるだろうし、また入試に出ない問題であれば、金輪際縁がないかもしれませんが、それはそれでいいわけです。

だから、やり直すことはやらないといけないが、「絶対にできるようになる」というのは多少無理なところがあるので、そこそこ、で進んでいくしかありません。


今日の田中貴.com
自分で勉強しないと合格はしない


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
体力のない子


中学受験 算数オンライン塾
3月6日の問題


にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾)へ
にほんブログ村

カテゴリー: 5年生の教室から パーマリンク