じっくり力をつけよう

だいたい5年生の後半ぐらいから、塾内順位(クラス分けの結果)はあまり変わらなくなる傾向があります。学年の人数にもよりますが、大方あまり変わらない。これはある意味、学習の仕方が固定化して大きな変化が起きなくなるからです。

ただ集団としては当然、前に進んでいるわけですが、どうしても上のクラスにはならない、ということはありえるでしょう。なぜなら上のクラスにいる子どもたちが落ちてこないといけないわけだから。

で、クラス分けに目が行ってしまうと本当の力がついているかどうか、わからなくなる。

点数が良くてもそれは知識だけに支えられていて実は算数や国語があまりできていない、ということになると上位の学校にはやはり入っていけないところがあるわけです。

だから5年生のうちは、算数や国語にじっくり時間をかけていくべきなのです。

目の前の組み分け試験に左右される必要はない。本当のことをいえば、組み分けは邪魔だ、とすら思います。もちろん毎月の学習の確認は必要だが、昇降については無関心で良い。それよりも、実際の理解がどのくらい進んでいるか、の方が大事です。

5年生のうちにじっくり力をつけていきましょう。

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