算数も解き方があるわけで、パターン化して、さらに公式化して覚えさせる、という指導をする先生もおられるでしょう。
例えばこんな問題は割と良く見かけます。
太郎君が3歩で歩く距離を、次郎君は4歩で歩き、太郎君が5歩歩く間に次郎くは7歩歩きます。二人の速さの比は?
これは歩幅の比が4;3、動きの比が5:7だから、その比をかけて20:21とするわけですが、歩幅の比は文意からひっくり返すのが正しい。
しかしただ覚えていたのでは、間違う可能性もある。ここはなぜひっくり返すのか、当然、理由がわかっているべきなのです。
パターン化し、公式として覚えてしまうことは、当然、解くスピードを上げます。
ただ、それはこの場合使える、という判断ができないといけないわけで、ただ覚えてしまうとかえって間違えることが多くなる場合もあります。
覚えるのは悪くないが、なぜそうなるのか、はっきり説明できるという前提で覚えるようにした方が良いでしょう。
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