新学年に進むと授業日数が増えるので、どうしても習いごとやスポーツをやめる子どもたちが増えます。
しかし、本当はできる限り続けた方が良いのです。
なぜか?
子どもたちはまだ成長途中ですから、いろいろなことに自信がない。ところが受験勉強ばかりになってしまうと、子どもの経験が勉強の成績に支配されてしまうので、成績が悪いと「自分はだめな子だ」という思いが強くなってきます。
まだ十分に学習の習慣がついていないので、速いペースで進んでいくとついていけなくなることもあるわけですが、ここで他にやっていることがある子は、すべての自信を失う、ということはない。
まあ、こっちはできるから、という自信が支えることもあるし、練習の経験を受験勉強に活かすこともできる。本当のことを言えば、6年生の夏休みぐらいまで習いごとやスポーツを続けられた子の方が、後後いろいろな面での成長が見られます。対人関係の作り方、グループに対するリーダーシップ、あるいは地道に練習を積み上げる持続性などなど、競技や習いごとを通じて身につく能力は多いのです。
だからなるべく続けられる道筋を考えた方が良い。
ここのところ、ペースの自由、時間の自由、場所の自由についてお話をしてきましたが、これもまた習いごとなどを続ける工夫として検討いただければと思います。
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