やる気が出るのは、ひとつの成功から生まれます。
例えば、組み分けテストでなかなかできなかった浮力が、わかるようになった。
あるいは、算数の宿題の問題が全部できた。
それはほんのわずかな成功でしか、ないかもしれない。しかし、それがいくつか、続いていけばそれこそ「やればできる」という感覚が生まれます。
「やればできるんだ」と繰り返し言ったところで、子どもにはピンときませんが、実際に成功していけば、それが自分自身の経験となるから、やろうという気になる。
この違いにあまり目が向けられていない。だから、子どもの小さな成功に目が行かない。
子どもの小さな成功を共に喜んであげれば、自分では気が付かなかったかもしれないその成功を実感できるのです。
だから「ほめる」ことが大事なのです。
ほめるためには良く見ていなければならない。
そして子どもが成し遂げた小さな成功を見つけて、それを喜んであげれば、それが子どもにとっては自信になり、やる気につながるのです。
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第275回 滑り出しは簡単な問題から
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