集中力のない子の勉強法

何かにつけて、集中力がない、と思われる子がいます。

問題を解いていたかな、と思っていると、もう隣の子をつついている。

本を読み始めたかな、と思っていたのに、その本がゲームに変わっている。

気が多いというか、やりたいことが多いということなのでしょうか。

ただ、決してそれが悪いわけではない。

本人が興味を覚えることが多い、ということは、積極的な姿勢を持っているということなのです。こういう子はまず、物怖じしない。

何か、新しいことをやる、ということになると果敢に挑戦してくれるし、失敗したらどうしよう、と考えることもまずない。

そこが親としては物足りないところもあるかもしれませんが、その性質を上手に利用して勉強をさせることもできるのです。

こういう子は、目先を上手に変えてあげるといい。長い時間はあまり持たないが、短時間でのめり込むことはあるのです。

そして、それに飽きるともう次にいかないと気が済まないから、その点では次のものを用意しておけばいいのです。

子どもには個性があり、それに長所も短所もあるが、しかし、なるべくいいところを伸ばす、利用するという考えをもたれていると良いでしょう。


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