場合の数は、検算ができないので、なかなかつかみにくい部分があります。
学校によってはその年、まったく出題がない、という場合もあるかもしれませんが、普通部は必ずといっていいほど出題されます。
したがって、場合の数は得点源にしていかなければなりません。
これは平成22年普通部の2番。
□□/□□に0~9の数字を入れて月日を表します。
02/01 は2月1日を表します。
(1)0、0、1、2の4つの数字を1回ずつ使ってできる月日は、2月1日以外に何通りありますか。
(2)0、3、8と△の4つの数字を1回ずつ使うと△通りの月日が表せます。その月日をすべて書きなさい。△には同じ数が入ります。
実際にやってみると、案外多くはありません。まず(1)は入れてみましょう。月を01から始めてみればいいので、01、02、10ときて12を入れてしまうと日にちが成立しないことがわかります。したがって以下の通りになります。
01/02・01/20
02/10
10/02・10/20
(答え)5通り
(2)0、3、8 ですから 日にちに38日も83日もありえないので、
03/△8 と 08/△3 がまず考えられます。そうすると△にあてはまる数は1か2しかない。
1だと3通りできてしまうので、不適。(08/31がありえます。)
よって△=2ということになります。
(答え)3月28日と8月23日。
とにかく、多少やってみて、大変でなければ突き進む、というので良いのではないでしょうか。実際にいくつか書いてみると、考え方がわかってくるものです。
このコンテンツはアクセス制限されています。
ユーザーの方はログインしてください。
新規ユーザーの方は以下のフォームから登録を行ってください。
なお、本サイトは有料サイトになります。
詳しくは本サイトについてをご覧ください。