最初濃度を習っているときは、食塩水の重さが濃度の分母になります。
食塩水の濃度というのは食塩水の中に含まれる食塩の重さの割合をいいます。
したがって食塩水の濃度=食塩の重さ/(水の重さ+食塩の重さ)×100(%)
という計算で習うのです。
ところが溶解度はこう考えない。
100gの水に何g溶ける、という表示をします。
例えば100gの水に25gのホウ酸が溶ける。ということは濃度は?
25%ではありません。
25/(100+25)×100=20%になっていないといけない。
濃度と溶解度はここが違うのです。これがごちゃごちゃになる。濃度と一緒にしてしまう。
だから間違うわけで、そこがしっかり理解できていれば、溶解度はそれほど難しくはないはずです。
温度による溶解度の違いも、水の重さと溶質の重さを温度ごとに理解できていればいいことになります。
水溶液の問題にはパターンがあります。
そのパターンさえわかっていれば、水溶液の問題は得点源にすることができるのです。
そこでその大事なパターンを網羅した水溶液に関する映像教材を作りました。
テーマは3つ。
(1)溶解度
(2)金属の反応
(3)中和
最近の入試問題を分析した上で、特に頻出しているテーマと理解しにくいテーマを選びました。
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(1)溶解度は濃度とあわせて、問題が作られています。まぎらわしくミスが多くでる出題範囲です。映像教材では典型的な問題を中心に、ミスが出やすいポイントを詳しく説明しました。
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(2)金属との反応は、塩酸と水酸化ナトリウム水溶液にどう金属が反応するかを説明するとともに発生する水素の量やできる塩化アルミニウムなどの金属の量の計算方法について詳しく解説しています。
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(3)中和では、水溶液の性質を整理するとともに、酸性、アルカリ性の性質の元となる水素イオン、水酸イオンについて小学生でもわかるレベルで詳しく解説しています。また中和の計算では塩酸と水酸化ナトリウム水溶液に特化して、計算問題のパターンを網羅しました。
今回は各テーマのステージは3つ。
- 第1ステージは基本事項の説明と例題
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第2ステージは練習問題
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第3ステージは入試問題に挑戦
水溶液の出題はある程度出題のパターンが決まっていることから、
問題を多く解くことによってそのパターンをしっかり体得できるようにしました。
入試問題に挑戦では各テーマについて、近年出題された入試問題の中から重要問題を選びました。
詳しい解説は映像教材、テキストに収められていますので、適宜利用して理解を深めてください。
「練習問題」「入試問題に挑戦」とも解答用紙が2回分用意されています。十分に理解できていない場合は繰り返し、勉強してください。
お送りする教材は
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(1)テキスト B5版 116ぺージ(問題数34問 例題を含む)
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(2)映像教材3巻(収録時間 (1)51分 (2)47分 (3)59分 合計157分)
です。
テキストは精選問題ノートと同じく、バインダー形式になっています。映像を見ながらテキストの勉強を進めていくので、ページ数の割には学習が早く進みます。
画像は、プロのカメラを使っているわけではありませんが、ご家庭のPCでごらんいただけます。
【映像サンプル】
【テキストサンプル】
上記は画像です。PDF版は以下のリンクからごらんください。
こちらから
偏差値65程度の学校の問題まで収録していますので、短期間にそのレベルの問題まで理解できます。
【費用】 ダウンロード版 セット 5000円
ダウンロード版はテキストはPDF、映像はMP4でダウンロードいただきます。映像はiPad、iPhoneなどでもごらんいただけるようになっています。
【お支払方法】
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