疲れてしまう子どもたち

毎月、組み分けテストがあるところは、だんだん子どもたちの相対的な位置が変わらなくなってきます。もちろんやらなければすぐに落ちますが、がんばってもまあ、そんなに上がらない。

当然他の子もそれなりに勉強しているからで、だから段々クラスが変わらなくなる。つまりそれは選抜を重ねた結果が出てきている、といってもいいわけです。大量の問題をこなし、組み分けでそれなりに成績を出せるメンバーがだんだん固まってきて、最後、上位の生徒たちをしっかり指導することで、合格実績を上げるわけです。

しかしその選抜に漏れるとどうなるか?まあ、それなりの目標に向けてがんばってください、ということなのでしょうが、しかし、その選抜の過程で疲弊してしまっている子が多いものです。しかも疲弊しているとわかっていても、まだ続けないといけないとつい考えてしまう。でも、それで本当に子どもたちの力が付いていくのか、疑問が残ります。

相対的な輪切りクラスでは、目標校に対する勉強がやがて不十分になってしまいます。子どもたちが疲れてしまわない前に、その序列から抜け出して、志望校対策がしっかりできる方法へ切り替えていく必要があるのです。

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国語の過去問から始めてみる

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学校別対策はいろいろあるわけですが、最初にやりやすいのは国語の過去問でしょう。

塾の教材は概ね過去問を使って作られているところがあります。実際に解く問題も過去問が多いわけだから、それなら自分の第一志望の過去問をまず勉強した方が良いでしょう。

まずは時間を気にせず、じっくり読んで最後まで完答することです。

この完答が案外できていない子が多い。

記号はやるが、自由記述はやらない。別にわからないからやらないのではない。面倒だからやらない。それで答え合わせをしてもあまり意味がないでしょう。

とにかく自分なりに最後まで答えを書く。間違っててもいいから、ちゃんと答える。

答えを書けば、答え合わせをするとき、なぜ違うのかがよくわかるのです。

ちゃんと答えていないと解説を読んでもピンと来ないことが多い。

まずはじっくり時間をかけてやってみてください。

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第312回 範囲がなくなってからが勝負


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