子どもは耳から言葉を覚えるから

子どもたちのボキャブラリーは耳から入る情報で形成されていきます。したがって小さいときからの本の読み聞かせや大人との会話が、言語体系を形成するのに非常に大きな役割を果たしています。例えば地方に生まれ育った子どもたちが知らず知らずのうちに方言を体得してしまうのは、その地域の大人たちの言葉を聞き、あるいはコミュニケーションする過程で培われているからに他なりません。ですから、子どもたちの言語体系は耳からできるといっても過言ではないでしょう。

 そうなると、日ごろから子どもたちに接しているお父さん、お母さんのことばづかいは子どもたちの言語体系を作るのにかなりの影響力を持っていることは明らかでしょう。何気なく日常使われていることばが、子どもたちに口移しで伝わり、日常使うことばに変わっていくのです。ですから子どもたちに対して使うことばにとどまらず、日ごろからお父さん、お母さんが使うことばづかいに気をつけなければなりません。

 ことばづかいは乱暴であるか、ていねいであるかという問題だけではありません。

実は積極的であるか、消極的であるかという違いも大きいのです。中学受験でいえば、合否が決まるまで不安や心配がつきまといます。「落ちたらどうしよう」とか「このままだと合格しない」などという消極的なことばを親が使っていると、子どもたちもそのような気分になりやすいものです。

 元来、子どもたちにはいろいろな可能性がありますが、それを引き出すきっかけとなるのもことばです。

 そのことばが消極的であると、子どもたちがいろいろなことに挑戦するきっかけがなかなか出にくいでしょう。しかし、「できる」「やってみよう」など積極的なことばづかいを親が心がけていれば、当然子どもたちのことばもまた気持ちも積極的になってくるでしょう。そうなればいろいろなことに挑戦するし、たとえ失敗してもまた「やってみよう」という強いことばにうながされて、やり直してくれるでしょう。

 やがてはいろいろなことに挑戦して、自分でできる範囲が広がってきます。そうなれば自信も出てくるし、自我が育つのも早くなります。

 子どもを積極的な子に育てるためには、親が子どもに対して使うことばを積極的なものにすることが大事です。お母さんはどうしても生活の中で子どもたちに対して注意することばがり多くなり、ともすると消極的なことばづかいになりやすいので、ぜひその点は注意してみてください。


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中学受験のテキストは入試問題からできる

中学受験のカリキュラムとは何か?

フリーダム進学教室のカリキュラムを作るとき、いったいどこまで手を広げるべきか、を考えました。本来中学入試ですから、小学校履修範囲ということに本来ならなるわけですが。それでは、まったく差が付かない。

なので、中学受験の範囲は「小学生でもできる」という何ともいえない出題基準で広がってきたわけです。

一応、二次方程式は出さない。ということになっているが、例えば直角三角形ですべての辺が整数値になるのは、3:4:5とか5:12:13なので、この辺はいろいろと応用を利かす分、二次とは言えないがまあ二次方程式もどき、も出題されるわけです。

で、出題されたら、塾としてはこれが他の学校にも出るかもしれない、ということになって、テキストでその基本となることを教える。教えるからその範囲は小学校の範囲を大きく逸脱してほぼ、中学校2年、一部3年まで拡大するということになります。

だから、中学受験の範囲は小学校5年、6年、中1、中2までをやることになるわけですが、じゃあ、中学校の教科書をやればいのか、といえばそうでもない。例えば正負の数は元からやらないわけです。(でも移項もどきは当然やっているわけですが)

で、結果として中学受験独特の教え方、みたいなものが生まれている。これが中学受験のカリキュラムなのです。だから、一定ではない。今年もいろいろな学校の問題を解いたところで、「ああ、これはやっとくか」というようなことがおこる。だから毎年広がっていく。

でもそういうことをやっていくとテキストは間違いなく分厚くなるわけで、そういうのは問題演習で学べばいいんじゃないか?ということにしたわけです。

目標の学校によって、そこまでやらなければいけないということもあるかもしれないが、「まったく不要」というところもある。だから最初はぐっと絞り込んで、基礎を学び、志望校が決まって出題傾向にしたがって応用の枝葉を伸ばす、というスタイルになった。

だからフリーダムは2年で終わるのです。


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