なぜこの勉強をするのか?

振り返ってみて、本人がきちんとやることを管理して、確実にそれを実行して合格していった、という子はあまりいません。

やはりそれなりにお父さん、お母さんが手伝いながら、やるべきことを整理し、たまにはやらされながら、日々を送って受験にたどり着くのがふつうでしょう。

ただ、その間にたくさんの戦いがある。親子喧嘩、といってもいいかもしれません。

親はやはり、小さい時から子どもを苦労して育てている分、「誰がここまで大きくしてやったと思う!」という気持ちがありありと態度に出るだろうし、それを見てまたムカつく子どもも多いのです。

で反抗する最たる理由は「なぜそれをやるのか説明されない」というのはあまり知られていないかもしれない。

なぜこの練習をするのか。なぜこの問題をやるのか。なぜこれを覚えるのか。

やることを「勝手に親に決められた」みたいに感じるから、子どもは反抗したくなる。逆になぜそれをやるのか、親子でいろいろコミュニケーションをとった上で、それをやろう、ということで決まれば案外スムースに進むのに、「早くやって」みたいなことを言われると、頭にくるのです。

そこで「うるせえなあ」の一言がでて、またバトルになることが多い。

親が学習を管理した方が効率が良いのに、バトルが続くようだと「やらない方が良かった」ということになりかねません。

やはりしっかりコミュニケーションをとっていくことがわが子が相手であっても必要なことなのです。


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分数の割り算

分数の割り算は分母と分子をひっくり返してかける、逆数をかける、という教え方をします。

しかし、なぜひっくり返してかけるのか、という理由についてはあまり説明しない、というか、あえて触れない。

触れないまま、すーっとそれが馴染んでくれればそれに越したことはない、と思うからです。

しかし、それが気持ち悪い子がいる。なぜだろう、どうしてひっくり返すんだ? この疑問はなかなか解決しない。

疑問に思って本人が納得できるまでには時間がかかる。時間がかかるから、自然に納得できるまで待つことにしています。

結局本人も計算をしていくうちに、そういうもんかと思ってくる。

でもそういう疑問を持つ子は先先伸びます。


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