理科の計算問題に力を入れる

算数で割合や比を勉強する時期に合わせて、理科の計算問題が始まってきます。

これは、カリキュラムの関係で、算数でこれらの分野を習うまでなかなかできなかったからです。それまではどうしても知識の問題ばかりになりやすい。それがようやく「解禁!」という感じで、水溶液や気体の発生、あるいは電気、てこ、ばねなどが出てくるわけです。

まだ割合や比が十分でない段階で、理科でもそういう分野を勉強する、というのは大変です。

大変だから、慌てない。そう簡単にすぐできる、というわけにはいかないのが普通です。だから、ここはじっくり時間をかけていい。

カリキュラムが変わると、また次のものを勉強しなければいけないのは事実ですが、しかし、中途班場にしない。知識はあとからでもやれるので、今はこれらの範囲をていねいに勉強していってください。

逆にこういう範囲が強くなれば、理科は「あとは覚えればいいだけ」ということになるから、あとの対策がやりやすい。

5年生の今は理科計算に力を入れていきましょう。

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試験時間を意識する

それぞれの学校は試験の時間が決まっています。例えば算数が50分、理科社会は30分とか。で、この時間を1コマにして、家での勉強をやってみてください。

1コマの時間でどのくらいの勉強ができるのかを体得していく良い練習になります。もちろん時計を見てもらってかまわない。あと15分でどのくらいできるか、みたいなところを過去問以外のことでもやっていくといいのです。

子どもたちはそれほど長い時間集中できるわけではありません。試験時間はその意味では良く考えられた時間なので、この時間を使って集中を高めていきます。暗記テキストの問題あと1ページを残り10分でやる、みたいなことを経験していくことで、自分がどのくらいのスピードで、どのくらいの問題が解けるか、だんだん経験則が出来てくる。

そうすると、この問題をやるよりは、こちらの問題に手を付けた方が良さそうだ、みたいな勘もするどくなってくるものです。

ほとんどの学校で、入試の合否は総合点で決まります。つまり1点でも多くとった方が良いわけで、残りの時間であと何点とれるか、ということに眼を向けられるようになった方が良い。その意味で、もう入試で使う腕時計を手にして、それを上手に見ながら時間を使い方を覚えていくと良いでしょう。

入試会場に時計があるとは限りません。入試で使う時計を早く決めて、時計を見るタイミングなどを身に付けていってください。


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