図を自分で描く

相似形をはじめとする平面図形や立体図形の問題を解くとき、テキストの問題の図を利用する子どもたちがほとんどだと思うのですが、できたら、自分でノートに図を描いてみると良いのです。

問題の図だけで解けるとは限らない。別の視点から見た図が必要な場合もあるでしょう。あるいは、補助線を書き入れたいこともあるかもしれない。それに自分で図を描いてみると、気が付くことがたくさん出てくるのです。

図を描くためには情報が必要です。その情報を問題文や問題の図から読み取らなければ図は描けない。そのとき、気が付くことが多いのです。

だから、自分で図を描くことは決して時間的にムダではない。試験中はなかなか大変でしょうが、普段の勉強ではなるべくノートに図を描いて解く練習をしてください。


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優先すべき課題

東京、神奈川の入試まで残りあと2ヶ月ちょっと。関西や千葉、埼玉の入試まではさらに短くなりました。で、この時期何を勉強すべきなのか。優先すべきものが3つあります。

その第一は過去問。さすがに結構やってきた時期ではないかと思われるのですが、案外はかどっていない子も多い。他に塾の宿題やプリントがあって・・・。でも、それよりもむしろ過去問は大事かもしれません。なぜか。確かに過去問をやっても同じ問題は出ないでしょう。しかし、傾向が同じで、レベルも同じものは過去問が一番です。このくらいの問題が解けるようになっていないと合格は難しいわけだから、まずこれをやるべきです。まだ全然手が付いていない、ということであるならば、やはりがんばるべきでしょう。

2番目は暗記。ここまで延ばしてきたとしても、さすがにもう待ったなしです。知識は1点につながる。1点獲れれば10人抜けるかもしれない。だから、覚える。ただし、闇雲に覚えても仕方がない。なるべくなら良く出る問題を覚えたい。そこで各塾が出している暗記テキストを各科目1冊、集中してやる。それを全部覚えられるまで、他に手を出さすにがんばる。

3番目は時事問題と不得意分野。相変わらず、電気ができない、とか、浮力がわからないとか、まあ、そういうのは個々にあるわけでしょうが、もう一回やってみると良いのです。こういうのはあきらめてはいけない。最後まで粘り強く勉強することで、案外壁を突破することができるものです。

以上をやらずに他の学校の過去問だとか、プリントだとかやっても仕方がない。時間は限られていますから、やるべきことをしっかり絞っていきましょう。


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