家で復習ができるか

集合授業では、先生のペースで授業が進むので、その授業内にすべてわかった、ということにはなりにくい。

また、テキストでやりきれなかった問題が宿題になることもあるでしょう。したがって必ず復習をしないといけない。宿題もこなさないといけないのです。

しかし、自分で勉強する習慣がついていないと、それができない。必然、わからないことが増え、宿題はやってあっても正解率は低く、(あるいは適当に答えだけ書かれている場合もあります。)テスト前になるといったいどこから始めていいか、わからなくなる。

勢い、暗記をすれば何とかなる社会に力が入ってしまうのです。

集合授業でつまづくのは、家で復習がちゃんとできていないからです。習う内容がしっかりわかり、演習問題がすべてわかれば、ついていけないはずがありません。

だから、ここをどうするか、具体的に考えないといけないわけですが、なかなかひとりではやりきれない。やらなきゃいけない、とは思っても、ついテレビを見たり、ゲームをしたり、という時間が長くなって、終わっていないことが多いもの。

そういう子にはやはり強制的な環境が必要なのです。個人ジムでダイエットが成功するのと同じこと。強制的な環境でトレーナーが励ましてくれるから、何とかがんばれる。

スタディルームに来る、というのはそういうことなのです。最初から自分のペースで勉強し、やり切る。先生が見ている中でやるから、集中するし、実際に始めてしまえば実はそれほど時間がかからなかったりするのです。

なんだ、できるじゃないか、ということは多いもの。

今までやってうまくいかないのだとすれば、この先もなかなか改善しないところはあるので、勉強の仕方を検討してみてください。


冬期講習のお知らせ
新5年生、冬期講習のお知らせ


今日の田中貴.com
読んだことのある文章が出題されたら…


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
上手に重ね着する


中学受験 算数オンライン塾
12月15日の問題



にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾)へ
にほんブログ村

カテゴリー: 5年生の教室から | コメントする

出題者のつもりで解く

国語の問題は、著者が作るのではないので、あくまで本文を根拠として答えはアである、という論理がなければいけない。

選択肢が5つあったとして、アが答えであるならば、残りの答えは何らかの形で間違っている、ということが明確にわからなければいけない。

その考え方のひとつに「書いてない」というのがあります。

本文の論理から考えると、何となく合っているかもしれない、と思えるが、実はそんなことはどこにも書いてない。

ということが出題者の論理なのです。

書いていない以上、これは正解にはならない。

というようなことに気がつくようになると、まず、読解の答えは間違えなくなります。

その意味では出題者のつもりで考えてみると良い。

良く問題を作ると勉強になる、という話をしますが、そういう論理を考えた上で選択肢を作ったり、抜き出しの問題を考えたりすると、「こういう考え方で問題が作られるのか」ということがわかってくる。

まあ、本番でそこまで考えられる余裕があるかわかりませんが、出題者の論理を意識してみると意外に簡単に問題が解けるかもしれません。


冬期講習のお知らせ
新5年生、冬期講習のお知らせ


今日の田中貴.com
第303回 準備をやり切る


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
とにかく問題をよく読む


慶應進学特別から
都道府県の形



にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(塾)へ
にほんブログ村

カテゴリー: 6年生の教室から | コメントする