毎年、どの学年でも1週間の学習の計画を立てるように指導します。
塾に行ったり、習いごとをしたり、あるいは友だちと遊んだり、という子どもたちのスケジュールを考えながら、実際にどのくらいの時間勉強できるか、ということを考えてみると、総時間数というのはそれほど多い物ではないことに気が付くでしょう。
しかし、一方で「やりなさい」と言われている勉強は、それを大きく上回ることが多い。
子どもの力によって、やらなければいけないことをやる時間には差がありますが、得てして間に合わない子が多い。終わらないことが続いてしまうと、気持ちが前向きにはならない。「できないんだ」という気持ちが強くなるでしょう。
しかし、元々できない、ということが明確なので、やることを絞らないと解決しない。ここが調整できていない子どもたちが案外多いのです。
やれる時間が限られる以上、優先順位を決めて、やれることをきっちりやりきればいいだけのことなのです。
それ以上はできないのだから、やとうとすること自体が間違い。
ただ、1ヶ月から2ヶ月おきに、その計画を見直すことは必要です。もっと効率良く勉強が進めば、また違うことに取り組めるかもしれない。
そうやって成長していけばいいのであって、最初から無理なことをやろうとしてはいけません。
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