6年生、夏休みの学習の準備

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フリーダム進学教室 夏期講習のお知らせ
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6年生の学習のポイントは苦手分野の補強と学校別対策になります。

で、学校別対策はいろいろお話をしていますので、今回は苦手分野の補強についてお話をしたいと思います。

各教科苦手なところはあるでしょうが、夏休み、まず確実に手をつけておきたいのが算数です。算数は入試で1問1問の配点が一番大きくなるので、どうしても差がでやすい。算数ができれば合格しやすいので、算数の力をつけるということがまず一番効率的な勉強と言えます。

ただ、志望校によって頻出する範囲は違います。
一般に出題分野は
比と割合
速さ
立体図形
平面図形
場合の数
規則性
数の性質
文章題(条件を整理する問題)
に分かれますが、100点満点で大問が10題前後の学校は、まずこの分野が全部1問出る、という感じでしょう。ただし、試験時間が50分前後ですし、小問を数えると20~25問あるので、一問2~3分で解いていかなければならないことを考えれば、1問1問はそれほど難度が高くはない。

こういう学校の場合は、難しいことには手を出さず、しっかりと基本問題ができる練習をしておくことでしょう。

一方記述式で大問4題程度、という学校は、この分野から
図形、速さ、数の性質、場合の数、規則性
が出ると思って間違いない。
しかもそれぞれの問題は結構難しいので、基本ができるのはもちろんのことながら、かなりじっくりと応用問題に取り組まないといけないでしょう。で、そうなればそれほど数多く練習できるわけではないから、事前に何ができないかをしっかりデータ化しておく必要があるのです。

フリーダムも場合は学校別バインダーがそれを示してくれるので問題がありませんが、一般的にはこれまでの組み分けテストや模擬試験のデータから何が不得意なのかを調べておく必要があります。

その上でこれらのテーマを何で勉強するか、ということを決めておかなければなりません。塾の夏期講習でやる場合もあるでしょうが、塾の場合はすべての範囲を復習することが多く、本人ができないところに力が入る場合はそう多くはないので、やはり個別に補強プランを考えておいた方が良いでしょう。

だからといって、そうたくさんの時間をとれるわけではないので、この問題集のここをしっかりやり直す、みたいな決め方をしてください。
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