君はできるから

春期講習の算数で、復習する回があります。これまでの学習を確認する内容なのですが、スタディールームはオンライン共に個別指導なので、それぞれの進度に合わせて内容を適宜決められる。

「君はできるから、どんどん問題を解いて良いよ。」
と言った子がこの回期は何人かいます。

前半はそれほど難しい問題ではないから快調に進みますが、その後には少しずつ応用問題が配置されるので、本人たちも考えている。
最初の快調さに押されて「これだってできるはずだ」と一生懸命考えてくれるように作ってあるわけですが、その通りになってまあ、作った方はちょっと悦に入っているところはあるわけです。

で、これが集合授業になるとそうならない。当たり前ですが、みんなで同じように動くところはあるから、できる子どもたちでもそれなりに説明を聞かなければいけないところがあるでしょう。

子どもたちの体力的なことを考えれば、なるべく時間は効率的に使いたい。そういう意味では個別指導形式の授業はやはりスピードが上がりやすい。カリキュラムをどんどん進めているのも、本人なりにしっかり理解できていることが大事です。むしろ、それができていれば時間に余裕が持てるときは別に勉強をしなくてもいい。

そんな時間を習い事やスポーツに当てられれば良いと思うのです。子どもたちにはいろいろな力を伸ばして欲しいですから。

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