上位校の問題は今年もなかなか骨が折れました。
小学校6年生でよく解けるなあ、と感心するところは大きいわけですが、しかし、やはりこれは勉強の賜物、という感じがします。
で、これだけ考える力をつけるためには、ある程度たくさんの問題を解かないといけないわけですが、ただ数をこなせばいいというものでもない。
実際には、やはり一問にこだわる解き方をしてきたか、ということが大事なのです。
たとえば子どもが同じ問題を延々、30分も解いていたとしたら、多くの人が「もう答えを見たら」と指導するでしょう。しかし、本当を言うならば持ち越した方が良い。つまり、答え合わせはしないで、また考えるのです。
時間をおいて、また考え直す。そうするとふとした瞬間に「こうじゃないか」と思える時がやってくる。そうなるともう自然に自分でノートを開いてまた解き始めているものなのです。
答えが出るとこれはなかなか良い経験をしたということになります。
そこまで考えることでいろいろなやり方を試すことができるので、実際は何問もやったのと同じ効果を数少ない問題で得られるのです。
最初のうちは、数にこだわらず、1問1問じっくり考えて欲しいと思います。
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