模擬試験の結果を見ていると、科目のバランスが悪い子が結構いるものです。
例えば算数はいいが、国語は悪い。社会はいいが、理科は悪い。これはやはり文系理系の好みが出ているケースでしょう。
しかしそれだけではない場合も少なくありません。
例えば、理科の化学と物理の範囲はいいが、地学と生物はだめで、かつ社会も歴史がだめ、という子はやはり暗記が不得意だ、ということになるでしょうし、また記述問題になると点数がまとまらない、というような特徴が出てくる子もいるでしょう。
こういうバランスの悪さが不利になるところはあります。
例えばせっかく算数ができたのに、国語と社会ができなくてアドバンテージを利用できなかった、ということはあるのです。
残りの時間、多少なりともこのバランスの悪さは解消していきましょう。つまり、不得意なことを多少なりとも埋める。
そんなことを言っても、今までできなかったものがそう簡単にうまるわけがない。
その通りなのです。
でも、それでも何もしないよりはした方が良い。
科目のバランスの悪さは、悪いところが特にひどく出る場合があるからです。なので、少なくとも基本的なことはある程度できる、ということにしておいた方が良い。
覚えるのが下手でも、とにかく繰り返し練習して、覚える。
力学が得意でなくても、基本と思えるところだけでもできるようにする。
そういう数点の積み重ねが合格点につながります。
最後まであきらめずに準備していきましょう。
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