勉強を続けている限り、培った力は消えません。
しかし、精神的な理由から自分の力を出し切れないということはあります。
過去問や問題をやっているときに、続けてうまくいかなかったりすると、「あれ?」と思うことがあります。それがだんだん疑心暗鬼につながってくる。
「もしかして、このまま行くと落ちるかも。」
そうすると、勉強することが怖くなってきたりする。過去問なんか、やりたくない、と言い出すかもしれません。
でも培った力が消えるわけではないのです。ただ、できないかも、と怖くなればできなくなるかもしれない。ピッチャーが打たれるかもしれない、と思って投げたボールはやはり打たれることが多いそうです。「打ってみろ」と投げれば打たれないらしい。
ということで、調子が悪いなあ、と思ったら、できることを確認させることが大事です。
私は本人にとって少しやさしい問題をやらせることにしていました。それでも調子が悪いと間違える。間違えたら、やり直させる。もう一度やるとできることは多いので、そこで大きく丸をつけることにしていました。
そうすると実はできるんだ、ということがわかってくる。それを繰り返していけば、調子が出てくる。子どもですから、気持ちでだいぶ変わってくることは多いのです。
逆に自分で絶好調だと思っていると、本当に難しい問題も解き上げてしまう。
だからここまで来たら、できる、解けると思わせることが大事です。特にお母さんは比較的細かいことが多いから、できないことを指摘することが多いが、この時期はあまりプラスにはなりません。
実際に結構できるようになっているのですから、自信をつけてあげてください。調子に乗るぐらいでちょうど良いのですから。
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