算数に力を入れる

中学受験の場合、算数ができると全体の成績が割と良い方に出ます。

これは算数1問の配点が他の教科に比べて高く差がつきやすいためです。でも算数だけができるだけではなかなか入らない。やはりそこそこバランスが良くないといけないわけです。

しかしながら、もうすでに暗記ばかりに逃げていてはいけない。合否は算数で決まると言っても過言ではありません。

配点が高い分、算数の1問のミスを社会で取り返すのは大変。しかも、受験生ともなれば、知識はやがて豊富になる。最終的に差がつくのは算数と国語になることが多いのです。

だから夏休みはまだまだ算数に力を入れる。極端なことを言えば、全体の勉強時間の半分が算数でも良いかもしれないと思います。算数で得点力が付けば、秋に知識は追い込める。

夏休みまでは特に算数に力を入れましょう。


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第283回 力の差


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