塾の日数が近年本当に増えています。
子どもの数が減って、家の中で子どもとお母さんが対峙する。毎日「勉強しなさい」と言い続けるのはいやだから、塾で勉強してもらって、ウチではまあ、のんびりしてればいいから、ということをお母さんは望んでいるのだろう、と思っているのか、まあ、週4日、5日という塾が出てきている。
それだけ行っていれば、何とかなるんだろう、と親も思いたいのかもしれませんが、しかし、多分できるようにはならないだろうと思うのです。
ただ、ただ教えられる、あるいは、その場で解かされるといっても、自分で考えていないと、できるようにはならない。
逆に家でひとりでやっても、自分で考えていれば確実にできるようになるわけです。
新6年生になって、塾の日数が4日以上になるのは、自分で復習できる時間が確実に減るので、空回りが始まる可能性が高くなります。直前期はまあ、そういうこともあるかもしれませんが、それはあくまでパワープレーであって、1年間もそんな生活は相当しんどい話だと思います。
2017年度募集案内
映像講演 第2回母親講座 家庭学習をどう充実させるか