集団授業と個別指導

これまで中学受験準備は集団授業が中心で、個別指導というのはそのフォローという色彩が強いものでした。

まずは集団授業で勉強して、家で復習する。それでもよくわからない場合は、個別指導でフォローをする、という流れ。だから個別指導だけで中学受験をするというのは今まであまりなかったように思うのです。

しかし、ここで問題になるのが「家で復習する」という作業。当然、自分で勉強しなければならないわけですが、家庭学習の習慣がついていないと、ここがなかなか厳しくなる。

宿題も課せられているのだろうが、しかし、やっていない。やらなければ注意を受けることになるのだけれど、だからといってやらない。お父さん、お母さんも仕事で忙しいから、一緒に勉強するという時間がなかなかとれない。本人任せになると、どうしても本人は自分のやりたい方に動いてしまうので、それで家庭内でバトルが勃発してしまうことになるわけです。

これを解決するためには、やはり横で誰かが見ていないといけない、のです。

だとすれば、ここで発想を変えないといけない。集団授業、家庭学習という流れよりは、すべて個別指導、という流れの方がわかりやすい。とにかく塾に来る。そしてすべて必要な勉強は塾でやる。家に帰ればもう、特に勉強しなくても良い、という風にすれば、少なくとも勉強の習慣はつく。

毎日塾に行くのも、集団授業だと事情は変わらない。なぜなら、自分なりに進められないからです。よくわからないからといって集団授業を止めるわけにはいかない。しかし、個別指導なら自分で勉強するという感覚がつきやすくなる。

やがて自分で勉強ができるようになれば、最後の追い込みは当然、家でも勉強すればいいのです。ただ、それまでの間、できないことを何とかやらせようとして、子どもも親もしんどい思いをするのだとすれば、これは子どもの成長にあまりプラスにはならない。

というようなことを踏まえて、今回スタディールームのシステムを考えました。

現状集団授業であまりうまくいっていない、と感じられるなら、ぜひご検討ください。
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