解くスピードを上げる方法

テストのとき、制限時間内に問題が解き終わらない、という場合があるかもしれません。

あるいは勉強をしていても、なんか遅い。ゆっくり読んで、ゆっくり解いて。ホントにやる気があるのかしら、とつい思ったりして。

でも、本人のペースではあるので、ただ急がせるだけではミスが多くなります。

そこで。

もし、そこそこの速さで解けていないのなら、ストップウォッチを用意してください。

そして、1問にかかった時間を計っていきます。

やることはただ、これだけ。

「急いでね。」とか言わなくていい。

ただ、この問題には何分かかった、ということを記録していくだけです。

国語の場合だと大問ごとに記録していけばいいでしょう。

これだけで次第に早くなっていきます。

なぜか?

具体的な数値に話が置き換わってきて、それが具体的に意識されるからです。

早くやりなさい、という早くとは何なのか? 子どもにとってはピンとこないでしょう。

しかし、記録すると4分で終わった、とか8分かかった、とか数値で認識されます。

数値で認識するから、意識が明確になっていく。数値化すると、人間、どうものんびりはしてられないようです。

1問にかかる時間を計るのにかかる時間は大したことではないので、やってみてください。

夏休みを通してやると、案外、問題を解く時間が速くなっているはずです。


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