我が子のことになると、親はやはり心配が先に立ちます。だから、なるべく失敗させないように、と立ち回る。
学校の支度につい口を出したり、朝はちゃんと起こしてあげたり。しかし、してあげれば当然、自分でしなくなります。
我が家の長男は、朝、自分で起きることができませんでした。
目覚ましをいくつか、かけても全部自分で消して寝てしまう。それで家内が起こしていたのですが、家内に起こすのを止めさせました。
「そんな!遅刻したらどうするんですか!」
「遅刻するなら、すればいい。学校の先生に怒られればいいんだ。そうでもしないと自分で起きないんじゃないの?」
ということで、家内は渋々受け入れました。
数日後、見事に寝坊。
「なんで起こしてくれなかったんだ!」とタンカを切って息子は学校に飛び出していきました。
帰ってきて家内は事情を話したようで、そうなると、これは自分で起きなくてはまずい、ということになった。
もちろん、何回か失敗があり、あわてて学校に飛び出していきましたが、やがて自分で起きられるようになりました。
まだ小さいから、というので、つい親は手を貸しがちになるものですが、失敗をするから成長するものなので、手を貸すのを我慢するのも大切なことなのです。
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