知っていることだけで解けるはず

理科や社会で必要な知識というのは、塾がある程度絞り込んで暗記テキストに反映してきました。

だから、それを覚えれば準備は充分だと思っていいのです。

しかし、時々入試問題では知らないことばが出てくることがあるでしょう。

例えば水溶液の問題であまり知らない液体が選択肢に入っていたりする。知らない分だけ、不安になるわけですが、知らないものは知らない、でいい。

これはある意味、受験生を迷わせる作戦でもあるのです。

実際はあまり聞いたことのない水溶液は、問題の解答には関係がないことが多い。しかし、「これは僕だけ知らないのかも」と思うと、気になり始める。

ここが作問者の狙いなのです。

だから、

「知っていることだけで解けるはずだ」

と強く思っていてほしいと思います。

もちろん問題は良く読んで、条件をしっかり整理した上で、しかし、知らないものは関係ない、と決断することも大事なこと。

例えば歴史でも、こんな事件は勉強したことがない、という問題があるかもしれません。

でも、自分が知らないことは、みんなも知らない、とそう思った方が良い。

それを気に病むよりも、自分が知っていることを使って解けばいいのだ、と割り切ることです。

みんなができなければ、「差はつかない」のだから合否には関係がありません。

ここまでがんばってきたのだから、自分の勉強を信じて、自分の力で解ける問題だけ、解けばいいと考えてほしいと思います。

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一人で置いておくと勉強しない

近年仕事をされているお母さんが増えました。一方で核家族化が進み、兄弟もそれほど多くはないから、子どもが一人で留守番をしているケースは多いのです。

学童保育も4年生までというところが多いから、5年生からは自宅で留守番をしながら勉強する、という予定になっているわけですが、意識が高くない分、なかなか自分で勉強しない。

計画を立てても、実行されていない。帰ってきてチェックすると、何やら帳尻合わせの形跡が明白で、ひどいのになると、ただ答えだけが書いてある。まあ、きっと答えを写したのに違いない。

それでバトルになることが多いのです。約束したことが守れない。もう受験なんかやめてしまいなさい!!と何度言ったことか・・・。

で、なぜこうなのか、と言えば受験勉強は元々やりたいものではないからです。受験勉強するよりテレビを見たり、ゲームをする方が楽しいに決まっている。

それでも本当に受かりたい、と思う子はやります。しかし、口ばっかりという子は多いので、結果として約束は守られない。

親も子もストレスがたまるのです。どうしたらいいだろうか、これまで随分相談を受けました。

で、いろいろやってみた結果、一番効果があったのが、塾で預かってしまうことだったのです。一度、教室に来て、勉強をする、という段階に入ってしまえば、さすがにやるのです。そして今度は終わることが「ひとつのご褒美」になるから、それまではがんばろうという気になる。また、他人の目が入っているから、甘えることもあまりない。

ということか・・・、というのがスタディールームを考えるきっかけのひとつでした。ただ、センター北に来られる子どもたちばかりではない。そこで、いろいろ工夫をした結果としてテレビ会議を使ったスタディールームオンラインもできあがったのです。

なかなか自分で勉強が進まない、と思われたなら、ぜひ利用してみてください。お子さんの状況に合わせてオリジナルカリキュラムから勉強すべき内容を決めることができるので、今必要な勉強から始めることも可能です。

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