志望校の決め方(1)


gakkoubetsu

これから数回に分けて、志望校の決め方についてお話ししたいと思います。

中学受験はすべて各校が独自に入試問題を作る独自入試の形態なので、早く志望校を決めて学校別の傾向を意識した勉強を取り入れた方が良いわけですが、しかし、どこを受けていいか、なかなか絞りにくいものです。塾によっては、成績がある程度固まってから志望校を考えるところもありますが、やはり早めに決めた方が良いと思います。成績か固まってから、というのは成績によって受ける学校を決める、ということなのですが、それだと対策が漠然とする分、なかなかあがっていかないところがある。だからいつも成績は棚上げする、ところから始めます。

つまり、どこを受けても、合格するから、どこがいいですか?と考えるようにお話ししているのです。

そんな夢のような話はない、と現実的に話を考えるお母さんが多いのですが、しかし、そうしないと子どもに何を与えたいのか、がぼけてしまうのです。

この学校に入りたいけど、成績が届かないから、無理よねえ、とはずしていくと何のために中学受験をさせているのか、だんだんわからなくなります。

実際に私学に入ると、およそ年間100万円のお金がかかります。小学校4年からの受験準備でおよそ300万円ですから、高校卒業までですでに1000万円かかる計算になります。1000万円の投資ですから、やはりそこは欲張りに考えた方が良いし、それだけかけるのだから妥協しない方が良い、というところもあるのです。

なので、いったん成績は棚上げします。さてどこにするか。

最初の区分は受験校にするか、付属校にするか、です。

次回はここからお話を続けていきましょう。


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問題は増強中ですが・・・


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学校別バインダーの問題は日々増強中です。データベースにどんどん問題が登録されていっていますが、しかしながら、それを全部やることは必要ではないのです。

良く出題されて、今のところできない問題をやればいいだけであって、問題をやればやるほど指針が明確になってくる。最初はデータが入っていないから、気になるところから始めればいいのですが、それが貯まっていくうちに、やはりここをがんばろうね、というのが見えてくる。見えてくることが大事なのです。それをやることが優先順位一番なのですから。

だから、なるべく早めに始めた方が良いと思うのです。どうせ問題を解くのだから、その結果から傾向を引き出した方が勉強は効率化します。

何でもかんでもやる、というのは小学生の体力を考えたら無理なので、「受験対策の高速道路」を進んでください。

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