フリーダムではWEB演習をするとき、答えは解答を入力しないと答え合わせができないようになっています。テキストの答えはない。したがって、最後まで答えを出すか、あるいは途中で断念して答えを見るしかないわけですが、なるべくなら答えあわせをお父さん、お母さんといっしょにやってほしいと思っています。
答えを簡単に見れるようになると、やはり答えを写す子どもたちが出てくる。これはどういう勉強のやり方をしても、それが簡単にできるとやはりつい写してしまう子どもがでてくるわけですが、そうなるとなかなか力がつかなくなる。
いくら時間をかけてもできるようにはならないのです。
子どもたちは、自分にとって都合の良い方に向かいやすいのです。本当はわかるということが自分にとって都合の良いことであるはずなのだが、そんな長期的な視野はあまり持ち合わせていない。それよりは、友達から貸してもらったゲームをやりたいとか、そんなことの方に眼が行きやすい。だから、本当にちゃんと勉強しているのか、(つまりそれは、時間をかけているだけでなく、わかっているのか?)ということを確認していかないといけないのです。
本当は、そんなことは確認すること自体、時間のロスだと思われるかもしれませんが、実際にはそんなロスを平気で積み重ねている子どもたちが多いのです。だから、私は量にこだわらないことにしている。それよりも何がわかって、何がわかっていないのかを明確に区別できることの方が必要だと思います。で、自覚のある子はそれが自分でできるかもしれませんが、それは6年生の後半になってからの話。
それまではやはりお父さん、お母さんの力が必要でしょう。
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