中学受験で出題される水溶液はやはり限られます。
酸性 塩酸(気体)、ホウ酸水(固体)、炭酸水(気体)、酢酸水(液体)
中性 蒸留水 食塩水(固体)、砂糖水(固体)、アルコール水(液体)
アルカリ性 水酸化ナトリウム水溶液(固体)、アンモニア水(気体)、石灰水(固体)
まずは5年生であればこのくらいで十分でしょうか。( )内は溶質を表しています。
で、5年生の問題は、これで十分解けるから、逆に言えばこれをしっかり覚えていれば点数はとれてしまう。しかし覚えることに対して積極的である場合とそうでない場合があるので、結果は大きく違ってきます。
これは頭がいいとか、悪いとかいう問題ではなく、覚えたか、覚えないか、の話です。で、もちろん今覚えても忘れてしまうかもしれない。しかし、ここで結構しっかり覚えていれば、先先は楽になることも事実です。
で、そういうこと全ては子どもたちの意志で決まる。
月例テストにやってきて「今回は自信がある」と言った子はやっぱり覚えた子であり、その横で渋い顔をしている子は、先に期待する子、ということになるわけです。