5年生の秋に第一志望を決める(4)ー子どもの意志ー

中学受験をするのは子どもたちですから、当然、子どもたちが入りたい、と思ってくれなければなりません。

しかし、一方で子どもたちは学校全体を評価できるわけではないし、自分に合うかどうかもしっかり判断することはできない。

つまりこの判断をするのは親なのです。しかし、勉強をするのは子どもだから、志望校を決める過程に子どもたちがいなければならない。

「お母さんが勝手に決めたじゃないか」というセリフが出てくるようだと、やはりその過程に問題があった、ということなのです。最後、決めるのはやはり子どもでなければならない。

ただし、それに仕向けていくことは当然、親の仕事だし、親がお金を出すことなのだから、そこのところはうまくやっていく必要がある。

で、いろいろな学校を見てくると、どれもいい学校に見えてくることがあるでしょう。

どの学校がいいか? こういう時は、お父さん、お母さんが行きたい学校を考えてみてください。

「私がこんな学校に行けたら良かったなあ」と思える学校。

そういう学校は子どもたちにとっても案外良い学校になる可能性が高いものなのです。学校の要素はいろいろありますが、最後、「学校に惚れる」ところがあるかどうかが、大事になる。

ここに行けたら本当に良いね、と親も子も思える選択をぜひこの秋にしてください。

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