季節休みは勉強をさせるにはもってこいと思ってあれやこれやと課題の指示をする保護者の方が多いです。たしかに、小学校が休みなので時間的なゆとりがあるのは間違いないですし、少々寝るのが遅くなっても次の日も小学校が休みなので問題ないというのはあります。
しかし、それを実際に受け止めてやる子供の体は一つしかないので、季節休みに入るからと言って急に容量・処理能力がアップするわけではないのです。
あくまでも、午前中からの学校生活の時間が、勉強の時間や普段できなかった習い事・単元の学習にチャレンジする時間に変わるだけと考えた方がよいです。ですから、夜も普段と同じように寝て、朝も普段と同じように起きる方が生活のリズムが乱れることがないのです。ここでリズムを乱してしまうと春休み明けの新学期がしんどくなります。
そういった中で国語や社会で何をするのがよいかというと、やはり「反復」です。
国語;① 春期講習の復習(ミス分析・解き直し)
②これまでやった漢字の復習をする。(必ず書いて確認することが大切!)
③慣用句・ことわざ・四字熟語の中から1分野を決めてこの期間でマスターする。
④ 難しめの読解問題に時間をかけてチャレンジしてみる。
社会;① 春期講習の復習(ミス分析・解き直し)
②これまでやった単元の基本事項の確認をする。(必ず書いて確認することが大切!)
③小5生はここまでで登場した地名や地形を地図帳で確認してみる。
④小6生で歴史が苦手な子は歴史まんがや年表などしっかり読む。
苦手な分野が多いと思えば正答率が50%以下の分野に絞ってもかまいません。あれもこれも欲張らずに、ここでやった分野の基本はもう完璧!というレベルを目指した方が子供にとっても自信になります。
短い春休みだからといって甘く見ず、しっかり欲張らずに目標を立てて、有意義な休みにしてください。ここでしっかりやっておくと勉強での「体力」がつくので次の季節休みである夏休みが楽になるのです。
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