ここ十年ほど、男子校、女子校が共学校に変ってきています。
女子校が共学校に変わるケースが多いのですが、やはり共学校人気というのはあって、特に女の子は共学校を希望するケースが多い。
しかし、男子校、女子校にももちろんメリットがあるのです。
中学生の時期というのは、やはり女子の方の精神年齢が高い。共学校を見ているとやはり女の子が強い、というイメージがあります。その分、女の子に圧倒される男の子という構造はあるわけで、男子校はそれがない分、男の子が幼いなりにいろいろなことをやっていける。
多少なりともこの頃の男の子というのは、いろいろなことをやってみたい、と思うのだが、それが女の子の「ばかみたい」に圧倒されて、シュンとなる部分はあるのです。それが男子校にはない分、のびのびしているというところはある。
一方女子校は男子がいない分、何でもかんでも女の子がやる、という世界ですから、型にはまらない。
例えば文化祭なんかで大工仕事は男子が、みたいなところはあるわけですが、女子校には男子がいないから、それも女子がやらないといけない。
つまり「女の子だから」的な発想はまったく働かなくなる。これは女の子の秘めた才能や能力を引き出してくるところがあります。
共学は高校になるにつれて色恋沙汰が多くなってくるが、まあ、男子校、女子校の場合はそれが校内には持ち込まれない分、のんびりとした空気が流れるところはある。
大学に入れば当然、またそういう嵐にさいなまれるところはあるのだろうが、しかし、少なくとも中高6年間、静かな流れの中で生活できるというのは、見方によってはメリットがあります。
絶対に共学がいい、という子が多くなりましたが、男子校、女子校にもいいところはあるのです。
2018フリーダム進学教室入会案内
今日の田中貴.com
やるべきことを絞る
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
すべてを受験勉強に、というのは無理
慶應進学特別から
生物の出題が多い理由
にほんブログ村