冬休みは冬期講習とその宿題、と復習、で終わってしまう場合がほとんどかもしれません。それはそれで良いと思うのですが、以下のような課題があれば、やはりそれなりに手を打った方が良いところはあります。
1 十分に受験校の過去問が終わっていない
2 素点と見込み点に差がある。
3 どうしても、不安な分野がある
1 ようやく受験校のラインナップが決まって、これからやらなければいけない学校が出たかもしれません。あるいは、なかなか他の宿題が多くてまだ進んでいない、という場合もあるでしょう。いずれにしても、終わってない、という感覚が残るのは良くありません。過去問はどの勉強よりも優先されるべきなので、心残りにならないようにした方が良いでしょう。
2 素点というのは最初にやった点数。見込み点というのは、その後直してみてミスがなければ取れたであろう、という点数です。つまりこの差が大きい、というのはミスが多いということなのです。
だったら、どうやってミスを減らすか、ということを真剣に対策することが、合格に一番効果がある。問題の確認の仕方、計算の書き方、解答欄の確認の仕方、そういうことを丹念にチェックして一問でもミスを減らすべきでしょう。
3 ここへきて、「いやな分野」が残っている子がいます。例えば、電気がわからない。政治経済ができない。そういう意識を持っているだけで、試験に対して消極的になります。だから、ここは一気に解消しておくべきです。まとめて時間をとって「これでわかった」というところまでは、勉強しましょう。できることをやったって意味がない。今は課題を克服しないといけない。だから、個々の対応がいる時期なんです。
全部を片付けるのはなかなか大変ですが、それでもこれだけは、と思うことは決めて対策を考えた方が良いのです。悔いを残さないように、風邪やインフルエンザに気をつけて、納得のいく冬休みにしてください。
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