5年の壁といわれるように、5年生の秋は一気にボリュームがアップします。
算数でも難しいテーマが並ぶし、歴史は始まるし、・・ということでなかなか1週間のスケジュールがうまくいかない。
したがってわからない→自信をなくす→勉強をしたくない→勉強をしない→わからない
という悪循環に入っていくものです。
しかし、入試までの勉強として考えるならば、ここですべての教科ができなくても、実は何の問題もないのです。だから、うまくいかないなあと思ったら、算数と国語に絞ってしまうという手があります。
別に2教科受験をするという意味ではありません。
ただ算数と国語に力をいれる。理科と社会は、ま、おいとこうと。
そんなことをしたら、月例テストや組み分けテストの成績が・・・。
でも全部やろうとしても、うまくいかないのだったら、全部の教科が中途半端になるよりも、科目に集中するのがいいと思います。
それでも大変でしょう。だから、基本問題と応用問題に分けて、基本問題だけしっかり理解できるようにする、としてもいいのです。
例えば算数は比を習います。そうすると、これまで勉強してきた~算という特殊算は、比で解く方法が別に出てきます。だから、基本だけしっかりわかっておけばいいという面もあるのです。(それがすべてというわけではありませんが。)
だからできることを確実にする。今、できないことには手を伸ばさない。
大事なことは、子どもたちの自信や勉強に対するやる気をなるべく失わせないようにすることです。逆に少しでも進歩があれば、子ともたちも少しずつ自信を取り戻していくはずですから。
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