出題傾向が変わらないのは

入試問題というのは、それぞれの学校の「想い」から生まれる部分があります。

例えば、多くの資料を基に自分の考えをまとめる問題を出す学校は、ただ知識にとらわれずに幅広いものの見方を持っている生徒がほしい、と思っている。

物語文の読解で登場人物の心情を中心に尋ねる学校は、人の気持ちがわかる子をほしいと思っている。

算数の面倒な場合分けの問題を出す学校は、落ち着いて分析できる子がほしいと思っている。

つまり、その学校の求める人材像が問題に反映しているわけです。

だから、それにそった勉強をすることで、その人材像に向けて自らを鍛える、というのが学校別対策の大きなメリットと言えます。

すべての問題に対応することができる、というのはある意味途方もないことです。多くの努力を必要としますから、すべての子にできることではありません。

しかし、志望校が求める資質について、それに応えると考えれば、やることが絞れる分やりやすいところはあるのです。

志望校を決めるにあたり、当然、入試問題がどんな問題かを、確認する必要があります。

そして、その学校が何を求めようとしているのか、考えてみてください。


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場合の数の問題


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5月23日の問題


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