どこを受けていくかを決めるのにあたって、挑戦校とか、実力相応校とか、安全校とか、メリハリをつけて考えていきましょう、というお話はよくします。
実際に挑戦校ばかりを受けても勝負としては厳しいので、抑えるべきところは抑えた方が良いのですが、しかし安全校を選ぶのは今の時期ではありません。
これはもっと押し迫って、秋の模擬試験のデータもそこそこ揃って、どの辺なら大丈夫そうかというラインが出てからの話。それまでは、第一志望と、第二志望ぐらいまでが決まっていれば十分でしょう。
何校合格しても行ける学校は1校だけですから、できるならば一番行きたい学校に合格するのが理想です。
だから、まずはその学校に合格するための準備を優先するべきなのです。いや、その学校はなかなか難しいから…というような考えがあるかもしれませんが、学校別の対策は始まったばかりですから、そう簡単にあきらめるべきではありません。子どもたちが、その学校に行きたいと強く思っているのであれば、まず狙うべきでしょう。
いろいろながまんをして勉強を続けているのは子どもたちですから、その意思は大切にしてあげるべきだし、それが努力の源になるわけですから、そう簡単に妥協してはいけない部分です。
ということで、この時期は第一志望に的を絞って準備していきましょう。
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